⚡ LAGLESS PORTAL📈 今日のグロース研究2026-10-16 (金)バックナンバー
📈 今日のグロース研究

8ヶ月で月商3万ドル。それでも本人が「やり直すなら」と名指ししたのは、月20%の解約でした

きょうの結論

客を集める力が強いほど、出ていく穴は見えなくなります。増やす前に、出ていく人数を数えるほうが先です。

TOPIC 1

強い集客は、穴をふさぐより先に売上を伸ばしてしまいます

数年ぶんの発信で集めた客 有料 約600人 月商 3万ドル 毎月20%が出ていく 入ってくる 出ていく
月20%の解約は、何もしなければ5ヶ月で客が全員入れ替わる速さです。
3万ドル現在の月商(MRR)
8ヶ月ローンチからここまで
20%春の時点の月次解約率

フランスのSEO専門家が作った ChatSEO の話です。数年かけて発信を続け、顧客の約71%は自国のフランス国内。初月からいきなり売れました。

本人の言葉はこうです。「やり直すなら、客を増やす前に客を保つほうを先にやる」。X広告は1登録10ユーロまで出せたのに、有料への転換はゼロだったそうです。

解約率(チャーン) = 1ヶ月のあいだに、お金を払うのをやめた人の割合。20%なら、5ヶ月で全員いなくなる計算になります。
TOPIC 2

最初の画面から「空っぽの入力欄」を消しています

よくあるAIツール ChatSEO (空っぽの入力欄) 「で、何を書けばいいんだ」 そこで3割が消える サーチコンソールをつなぐ 自分のサイトの話から始まる 最初の一言はこちらから出す
利用者に入力させるのではなく、すでにある利用者のデータを引き込んで先に話しかけています。

価格は無料お試しが5回(カード不要)、あとは月29ユーロから79ユーロ。初日から課金しています。「無料の人より、払っている人の意見のほうが正直だ」とのことです。

TOPIC 3

推薦文を6人分ことわって、代わりに「変更履歴」に名前を載せました

お客様の声 変更履歴のクレジット 「このツールは素晴らしい」 v0.3.2 / ○○さんの提案で実装 v0.3.4 / △△さんの提案で実装 = 主張。疑える = 記録。疑えない 「推薦文を書いてください」はお願い。「名前を載せていいですか」は報告
数が足りない推薦文は、信頼を足すより疑いを呼びます。10件未満なら枠ごと外したほうがよい、という結論です。

断った理由が実務的でした。「身内の引用を1本載せると、次の1本を正当化するのが楽になる。自分がそこで止まれる自信がない」。代わりに空欄のまま、こう書いています。「独立したレビューは、存在したときに載ります」。

日本では景品表示法の面でもこちらが安全側です。体験談の掲載は関係性の明示が論点になりますが、「このバージョンにこの人の提案が入っている」は事実の記録です。

TOPIC 4

価格ページの「おすすめ診断」は、24時間働く営業担当です

診断が推した Growth 実は足りた Solo+アドオン 月120ユーロ(客が払った額) 月64ユーロ(本当に必要だった額) 同じ要望に対する2つの答え
診断ウィジェットが、アドオンという安い道を一度も答えに出していませんでした。

66日間ゼロ円だった KinetixSEO に、初めての客が来ました。選んだのは最安ではなく3倍のプラン。短期の客単価は上がりますが、あとで「安い道があったのに教えてもらえなかった」と気づかれたら解約理由に変わります。

15分でできる監査です。自分の価格ページの診断に、わざと「最小構成で足りる」入力を入れて、ちゃんと最安の経路を返すか見てください。

TOPIC 5

AI経由の流入は「来ていない」のではなく、Directに紛れて見えていません

ChatGPT・Perplexity 5日で約950訪問 リファラが空 解析画面の表示は 「Direct」 対策より先に、まず計測を分けるところから
流入の約90%は、話題になってから最初の5日に集中していました。

まずGA4で「参照元なし かつ 着地が記事ページ」のセグメントを作り、週ごとに記録します。ブックマークでいきなり記事に来る人は多くありません。そこに溜まっているのがAI経由の候補です。

別の事例では、ChatGPTから674訪問で課金1件、Xから13,100訪問で課金97件でした。量が見えないうえ、見えても薄い。順序を間違えないことです。

TOPIC 6

112個のツールを24言語で揃えて、有料顧客は0人でした

作ったもの 返ってきたもの PDFツール 112個 24言語ぶん ファイルは一切送らない設計 3ヶ月たって 0 有料顧客(人) 3 月のクリック数 コールドメール30通以上 記事3本・インフルエンサーにも声かけ
45件のコメントの結論は「112個はカタログであって、プロダクトではない」でした。

指摘は3つに収束しています。検索需要が実際にある1〜2個に絞ること。「アップロードしません」をページタイトルの1行目に書くこと。そしてその主張を、通信が発生しない様子の録画で証明すること。

機能の数は、配布面にはなりません。1回きりの作業をする人は月額を払わないので、繰り返し発生する仕事を探すほうが先です。

🔒 この回の元レポート全文を読む

図解版はこのとおり公開しています。もとになった元レポートの全文と ラボの実況が、月額750円の会員向けです。

会員について見る →

すでに会員の方は 📄 この回の元レポート全文を読む →