💡 今日の事業アイデア
利益率88%・固定費は月120ドル。それでも2年7ヶ月で月商45万円止まりだったSaaSを、日本でやるなら売るものを入れ替えます
きょうの結論
仕組みと原価のつくりだけ借りて、客と値段と売り文句は丸ごと入れ替える。そうすると12ヶ月で元のサービスの2倍の売上になります。
TOPIC 1
見つけたのは「ピー音を自動で入れるだけ」のサービスでした
お金が増えるのは文字起こしの1か所だけ。だから固定費が月120ドルで止まります。
88%直近1年の利益率
3,000ドル先月の売上(月商)
3.6倍利益に対する売却希望額
海外のM&Aサイト「Acquire.com」に出ていた、動画や音声の不適切な言葉を自動でピー音に替えるサービスです。作っているのは1人、創業は2年7ヶ月前、外からお金は入れていません。
文字起こしAPI = 音声を聞いて「何秒に何と言ったか」の文字に直してくれる、よその会社のしくみ。使った分だけ払います。
TOPIC 2
伸びなかった理由は、売り文句の賞味期限が切れかけていたことでした
「収益化を守る」という売り文句そのものが、効かない方向へ動いています。
以前は不適切な言葉が入っていると広告がつかなかったので、自動でピー音を入れる道具に需要がありました。ところが規定がゆるみ、その前提が崩れかけています。
だから日本版では、「YouTubeの収益化対策」という売り文句を最初から捨てます。ここが設計の出発点になりました。
TOPIC 3
日本は「テキストを貼る」ツールで埋まっていて、動画の入口だけ空いています
層は厚いのに、全部「文章を貼り付ける」使い方。動画のまま扱うものは見つかりませんでした。
日本には放送基準、薬機法、景品表示法、金融商品取引法と、業種ごとに別の「言ってはいけない言葉のリスト」があります。英語の冒とく語の辞書は、1語も使えません。
この日本の業界別辞書を作ること自体が参入障壁になり、同時に値付けの根拠にもなります。
TOPIC 4
技術は同じまま、客と値段と売り文句を入れ替えます
売るのは「NGワード検出」ではなく、全編を聴き直す工程の削減と、確認した証跡です。
60分のウェビナーを等速で確認すれば60分かかります。それを「一覧の確認3分+ワンクリック」に置き換え、「誰がいつ何を確認したか」のPDFも出します。
証跡 = あとで「ちゃんと確認しました」と社内やお客さんに見せられる記録のこと。日本の会社では、これがあると稟議が通りやすくなります。
TOPIC 5
社数は3分の1でも、売上は元サービスの2倍になります
日本市場が大きいからではありません。個人向けの安売りをやめて、法人向けの中単価に置き換えた差です。
個人の配信者ではなく、動画制作会社・広告代理店・企業の広報に売ります。粗利は85.4%、販管費まで引いた営業利益率は68.8%の想定です。
弱点も書いておきます。プラン構成比が想定より安いほうへ寄ると、売上は半分の約54万円まで落ちます。
TOPIC 6
コードを書く前に、5社に聞いて3社がYesでなければやめます
この2週間の目的は精度の検証ではなく、現場が実際に何を止めているかという辞書の初期構築です。
元サービスが2年7ヶ月で月商3,000ドル止まりという事実は、この課題にお金を払う人が少ない証拠かもしれません。だから撤退基準を数字で先に決めておきます。
保険もあります。辞書そのものは、テキスト校正や投稿の自動審査にも転用できます。先に辞書を作る順番にしておけば、失敗しても資産が残ります。