数字が小さくても、過程が検証できる人が読まれています。何をいつやって、いくら使って、どう数えて、その数え方のどこが怪しいかまで書いてあるかどうかです。
決済の面倒ごとを引き受けるAgentaOSを作ったのは、決済領域に20年いたエンジニアの1人チームです。本人の言葉は「広告にもSEOにも有料マーケにも$0しか使っていない。すべてコンテンツと会話だった」。
従業員はゼロ。サポートも運用もコードの多くもAIに回し、判断だけを自分が持っています。「全員に個別で会う」と「従業員ゼロ」が両立しているのは、この構造があるからです。
彼が配った手引きの中で、自社は「解決策の一つであって、唯一解ではない」と明示されています。原文は "one of the solutions, not the only one"。
課金の設計も面白いところです。売上のパーセンテージ+月額なので、客の値付けが上がれば自社の売上も上がる。だから後から「AI価格レビュー」を足しました。施策ではなく、インセンティブの側にグロースが埋まっている状態です。
チャネル別の内訳、申込から課金への転換率、解約率、最初の50人の出どころは記事に書かれていません。そこは不明です。
フリーランス向けの管理ツールを夜に作っている開発者が、ソフトウェアディレクトリ6つに掲載した結果を公開しました。使った額は$5、サイト全体で8セッション、登録0。ディレクトリ経由の2セッションはどちらも本人のテストクリックでした。
媒体ごとの挙動も記録されています。G2は即日承認だが無料枠に外部リンクが付かず、転載先のCapterraはAIが書いた説明文に1週間で戻る。UTM付きリンクがそのまま残ったのはSaaSHubだけでした。
彼はデータを1ヶ月分見る前に、判断ルールを書いていました。これはディレクトリ掲載の話に見えて、実際はあらゆるチャネル検証の作法です。
国内のSaaSディレクトリ(ITreview、BOXILなど)について、掲載の費用対効果を実数で公開している個人はほぼ見当たりません。ここは丸ごと空白です。
再現難易度は★☆☆☆☆。技術的には誰でも明日できて、やる人がいないだけ、という意味で今日いちばん価値の高い記録です。
デモ動画は作った瞬間から腐ります。UIが変わり、ボタンの位置がずれる。でも更新コストは誰の目標にも乗らないので放置されます。
Specreelはその更新をテストの成功イベントに紐付けました。しかも自社サイト自体を、自社のテスト実行から生成した12フローのライブギャラリーにしています。
多くのプロダクトの1枚目が、ログイン画面・空のダッシュボード・設定画面になっています。集まった答えは一つに収束しました。「どう見えるか」ではなく「何をするか=結果」を見せろ。
細かいけれど効く指摘もありました。アニメーションの途中でキャプチャすると「読み込み中」が写るので、reduced motionを有効にしてから撮ること。合成データを使い「サンプルデータ」と明記すること。
レビュー依頼は起動時ではなく最初の成功イベントの直後に出す。ただしストアの規約上、レビューへのインセンティブ付与はできません。タイミングの話だけです。
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