📈 今日のグロース研究
広告費3万円で152人が来て、登録は0人。犯人は広告ではなく「あと1画面」だった
きょうの結論
「登録0」で止まると広告管理画面をもう一周することになる。「152 → 31 → 0」まで分解できた人は、翌朝には直す場所を知っている。測る位置を一段手前にずらすだけで、差はここまで開く。
TOPIC 1
広告管理画面を閉じて、サーバーのログを読んだ
完走率20%は悪くない。訴求は届いていた。釣り合っていなかったのは関門の重さだけ。
152人広告から来た訪問者
31人診断を完走した人(20%)
0人登録ページに着いた人
アクセシビリティ診断ツール Axlura を個人で作っている開発者の、2週間分の実測値(本人公開値)です。GA4の設定を待つ必要はありません。すでにあるアクセスログを、同一IP+同一User-Agentで擬似セッションにまとめ、到達した最も深いパスを数える。これで30分です。
ファネル = 来訪から申し込みまでの各段階を、人数で並べたもの。どこで人が減ったかを見るための、じょうご型の表。
TOPIC 2
いちばん面白かった手: 良い結果にはゲートを掛けない
良い結果に関門を置くのは、自分でシェアを止めているのと同じ。リード獲得の目的は変えず、摩擦だけ削ぐ。
3つめの手は、wp-admin から直接スキャンを走らせるWordPressプラグインの公開でした。自分のサイトに来てもらうのではなく、相手がすでに開いている作業画面の中に入り込む発想です。
TOPIC 3
断られた理由を、感想フォルダではなくバックログに入れる
インフルエンサー施策の成果物が、動画でも投稿でもなく「リンク構造の修正とドキュメント1枚」だった。
メソドロジーページには、スコアに使うシグナル、それぞれの重み、そして「何は測れないのか」という限界まで書き出します。国内では、これがそのままコンプライアンス部門を説得する材料になります。景品表示法や薬機法まわりの裏取りを説明できるかどうかが、導入の可否を分けるからです。
メソドロジーページ = 「うちのスコアはこう計算しています」を公開する1枚。算出方法について、という名前でいい。
TOPIC 4
MCPが「機能」から「配布チャネル」に移った。ただし売上は$0
価値があるのは数字ではなく、「任せる工程と人間が残る工程の線引き」を実物で公開したこと。
本当の空白はもっと手前にあります。日本語のローンチ媒体・比較サイトのリストをMCPツールとして持っている人が、まだ誰もいません。棚として丸ごと空いています。
MCP = AIのエージェントが外部のサービスを呼び出すための共通の差し込み口。「機能」だったものが、いま「集客の入口」に変わりつつある。
TOPIC 5
体感を業界の単位に翻訳すると、それ自体がコンテンツになる
犯人は文字数ではなくタイミングだった。「Need more?」の一行が0.36秒しか出ておらず、28 CPS相当になっていた。
感想ではなく単位を持ち込むと、コメント欄が無料の測定設計レビューに変わります。AIスキル診断の AISA も同じ構図で、自己評価と実測の相関が r = 0.07〜0.24 しかないという数字を出し、製品を変えずに訴求だけを「チームをスキルアップ」から「見えないものを測る」に変えました。
日本語は1文字あたりの情報量が英語より高いので、Netflix の20 CPSをそのまま基準にすると削りすぎます。まずは自分の動画の中での相対値、平均と最悪値の差だけを見てください。
TOPIC 6
「量産すれば当たる」への反証が、量産した本人から出た
関心を引いた監査レポートには、取得日と条項の原文引用が入っていた。検証できる、という一点だけが違った。
コメントの助言も一致していました。「誰も頼んでいないトレーラーをあと26本足すな。監査を3社に直接持っていけ」。生成コストが下がるほど、引用元・取得日・原文引用という検証可能性だけが差として残ります。
明日の午前中に着手するなら、この順です。①サーバーログでファネルを復元(30分) ②ゲートを2段に分ける(2〜3時間) ③結果画面を上位3項目+折りたたみに組み替える(3〜4時間) ④打診文に「断る場合は理由を一行」を足す(5分)。