📈 今日のグロース研究
半年で自然検索33.9倍。1日200本出している人の本当の武器は、毎朝1,601本を消すスクリプトだった
きょうの結論
記事を書くコストがゼロに近づいた世界で、希少になったのは「何を出すか」ではなく「何を消すか」の判断。日本のオウンドメディアで削除を自動化しているチームは、ほとんどいない。
TOPIC 1
半年で何倍になったか、そして何が伸びなかったか
同じ指標でも、ビジネスの構造が変われば良し悪しの意味が反転する。
33.9倍半年後の自然検索クリック
2.3万本現在生きている記事数
1,601本8月19日に一括削除された記事
数字はすべて本人の公開値です。Search Consoleのスクリーンショット付きで提示されていますが、第三者による検証は行われていません。
TOPIC 2
最初の2か月は空振り。しかも原因は思っていたのと違った
「AIが書いたから効かない」で止めていたら、直し方が永遠に見つからなかった場面。
インプレッション = 検索結果にそのページが1回でも表示された回数。ゼロというのは「誰の検索画面にも一度も出ていない」という意味です。
TOPIC 3
狙う「検索ボリュームの帯」を下げただけで、結果が変わった
日本語圏には、この「月間50〜100検索」に相当する帯がまだ広く残っている。
サジェストの2段目・3段目、方言、型番、年式、地域名の組み合わせ。国内SEOの常識は「検索ボリューム1,000以上を取りに行く」ですが、そこをそのまま逆張りできる余地があります。
TOPIC 4
本体は公開ではなく、毎朝走る削除ルールのほう
1,601本が消えたことを、本人はあとからログで知ったという。
予想していなかった副作用もありました。ブログが積み上がった途端、相互リンクの依頼がほぼ毎日届くようになったのです。しかも送り主はリンクファームではなく、上場企業・法律事務所・会計事務所でした。「記事が積み上がっている」こと自体が、会社概要より雄弁な信頼のシグナルとして読まれている、ということになります。
TOPIC 5
買い手がボットなら、ランディングページは何も意味しない
人間なら「まあ細かいことは」で流れたズレが、機械相手ではゼロ許容になる。
日本にそのまま持ち込めるのは「発見だけ機械可読、決済は人間」というハイブリッドです。/.well-known/ に能力の記述を置き、MCPツールで無料枠を開放し、有料は既存のStripe導線に戻す。暗号資産決済のハードルを避けたまま、明日から試せます。
MCP = AIエージェントが外部のサービスを道具として呼び出すための共通規格。人間が画面を開かなくても、機械がそのサービスを使える入口のことです。
TOPIC 6
プラットフォームが課した壁を、そのまま市場にした人
登録するのは安い。でも9日目は安くない。この2つは別の問題だった。
この12テスター要件は日本の個人開発者にもまったく同じように適用されます。それなのに国内には専用の交換所が事実上ありません。しかも横展開が効きます。「プラットフォームが課す最低人数・最低日数の要件」そのものが、交換所というビジネスの種になるからです。
今日いちばん安く効く一歩は、削除の自動化の手前まで行くことだと思います。Search Console API から「公開後28日でインプレッション0」のURLを毎朝抽出して、Slackに流すだけ。削除は手動承認で構いません。まず死んでいる比率を見えるようにするところからです。
この記事で紹介した倍率・件数はすべて発信者本人の公開値で、第三者による検証は行われていません。日本市場についての見立ては筆者の仮説です。