⚡ LAGLESS PORTAL📈 今日のグロース研究2026-08-29 (土)バックナンバー
今日のグロース研究

100本書いて、当たったのは5本。
AI検索に食われた人が、次にやったこと

きょうの結論

「たくさん作れば当たる」の時代が終わった。いま伸びている3社は、そろって量をあきらめ、宣伝を製品の使い方の中に埋め込み、入口でお客を選び、AIには作れない資料を自分で掘っている。

TOPIC 1

ブログ100本のうち、稼いだのは5本だった

書いた記事 約100本と、その流入 この5〜20本が成長のほとんどを稼いだ 残りの80本以上は、ほぼ効いていない ※Slides With Friends(月商600万円超)の創業者が公開した実測
コンテンツは「本数」ではなく、少数の当たりが全部を持っていく形で効く。

買う気の強い検索キーワードを100個以上リストにして、自社ツールとの相性で点数をつけ、上から順に手作業で記事にしていった——それでも当たったのは5〜20本。記事本数を目標にしているチームには、そのまま刺さる数字です。

べき乗則 = 「ごく一部が全体の大半を占める」という偏りかた。売れ筋のごく数本が売上のほとんどを作る、あの形。
TOPIC 2

AI検索がクリックを奪った。彼女は「もっと書く」を選ばなかった

これまで 検索する 記事を開く 登録する いま 検索する AIが答える ここで完結 クリックが減る やったこと: 流入の「量」を増やす 1件あたりの「単価」を上げる
最適化する対象そのものを、量から単価へ差し替えた。

やり方は具体的です。登録時のメールのドメイン、入力された属性、製品の中での行動をAIで点数化し、点数が高い相手にだけ人が個別に連絡する。減った訪問者の中から、お金になる相手だけを拾い上げる仕組みに変えました。

同記事のコメント欄にあった手法も実用的です。買い手が打ちそうな質問を3〜5個決めて、毎週まっさらなAIチャットで聞き、「自社が出た/競合が出た/誰も出ない」をスプレッドシートに記録する。4週間で自社の現在地が数字になります。

TOPIC 3

使うたびに、まだ客じゃない人へデモが飛ぶ

開催 = デモ 主催者 開く 参加者が全員その場で体験 だから無料プランでも 開催回数は無制限にした CC = デモ 利用者 AI秘書 返信 商談 相手 メールにCCするだけ。アプリは無い 1回使うたび、最低1人が AIの仕事ぶりを目にする
宣伝を製品の外(広告)ではなく、使い方の内側に埋める。2026年の定石になりつつある。

Hey Noahは2026年8月4日にProduct Huntへ出て600票超で日次1位、そのまま週間1位、8月の月間AI部門でも1位。アプリを作らず、SMS・メール・Slack・WhatsAppの上だけで動きます。インストールという行為そのものが存在しません。

TOPIC 4

入口では「入れない」、入ったあとは摩擦ゼロ

ふつうのSaaS 誰でも「無料で始める」 → 人数は増えるが、単価も真剣度も薄まる Hey Noah 利用資格を審査 勤務先メール・価格非公開 通った人は30日間無料 カード登録も不要 入口で「憧れ」と単価の期待を作り、 中に入ってからの手間だけを消す
ウェイトリストの進化形。断らなくても、審査という形にするだけで効く。

実際に落とす必要はありません。CTAを「無料で始める」から「利用資格を確認する」に変え、入力後に「確認のうえご連絡します」と返すだけでも、集まるリードの質が変わるかどうかは検証できます。

TOPIC 5

読者3万人のうち、見ているのは課金2,000人だけ

72時間レイオフから
創刊までの時間
2,000人読者3万人のうち
お金を払っている人
$25k+/月現在の月次収益
(2026年8月時点)

大学スポーツの「試合結果」ではなく、その裏側の「経営・政策・教育」を選んだのが勝因です。速報は大手と真っ向勝負になりますが、大学スポーツの経営分析を毎日書く人は誰もいませんでした。さらに情報公開制度を使ってコーチの契約書や収支資料を取り寄せ、データベースにして売っています。AIが要約記事を量産する時代に、AIには絶対に作れない資産です。

日本にも、部活動や大学スポーツの経営、地方私立大学の財務、自治体の指定管理者制度など、情報公開制度を使えば一次資料が取れるのに誰もメディア化していない領域が数多く残っています。読者は少なくて構いません。その業界の意思決定者100〜2,000人が「これは経費で買うべきだ」と思う情報を出せれば、この型はそのまま成立します。

一次資料 = まとめ記事ではなく、契約書や決算書のような「元のもの」。手間をかけないと手に入らないぶん、真似されにくい。

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