💡 今日の事業アイデア
月次利益率84.2%・営業ゼロで500社。「広告運用AIエージェント」は、日本にまだ無い
きょうの結論
日本のネット広告は、2兆9,352億円ぶんが「毎日だれかが管理画面を開いて手で直す」タイプです。それを助ける道具は「数字を見せる側」と「入札を機械が動かす側」に分かれていて、その真ん中——AIが作業して、人が承認する層——だけが空いています。
TOPIC 1
海外で売りに出ていたのは、月商1,301万円のうち1,095万円が残る会社でした
入ってきたお金の8割以上が残る。しかも1人で運営していて、営業担当はいない。
84.2%直近1か月の利益率
1,301万円直近1か月の売上
10%台毎月やめていく客の割合
海外のM&Aサイトに出ていた、広告代理店向けのSaaSです。年間の売上ペース(ARR)は約1億4,804万円。ただし、やめていく人の割合(解約率)が月10%台と高めなのは、そのまま弱点でもあります。
SaaS = 買い切りではなく、毎月お金を払って使い続けるソフトのこと。
ARR = いまのペースが1年続いたら、いくらになるか、という年換算の売上。
TOPIC 2
「全部AIにおまかせ」ではなく、「AIが下書きして、人がハンコを押す」
この4段目——人が承認するまで広告に反映されない——が、ただの自動化ツールとの分かれ目。
予算の桁をひとつ間違えれば、その日のうちに数十万円が消えます。止めてはいけない広告を止めれば、売上が落ちます。だから現場は全自動をこわがります。
このSaaSは、そこを逆手に取りました。手を動かすのはAI。でも広告に影響する変更は、必ず人が差分を見て承認する。この線引きそのものが商品になっています。
TOPIC 3
日本の道具は「見せる側」と「動かす側」に分かれていて、真ん中が空いている
競合が多いように見えても、分類の軸を引き直すと、名前のついていない空白が残っていることがある。
2025年の日本の総広告費は8兆623億円。そのうちネット広告が4兆459億円で、初めて半分を超えました。さらにその中身の88.7%、2兆9,352億円が「運用型広告」です。毎日人が触るタイプの広告が、ほぼ全量ということです。
運用型広告 = 出したら終わりではなく、毎日だれかが管理画面を開いて、入札額を直したり、広告の絵を差し替えたり、月初にレポートを作ったりする広告のこと。その手間が、そのままこの商売の市場の大きさになる。
TOPIC 4
2027年3月、みんなの土俵がいったんリセットされます
期限つきで全員が動かざるを得ないイベントは、新しい道具が入り込む窓になる。
「移行に困っている代理店」という、とても分かりやすい入口も同時に手に入ります。日本には法改正やインボイス制度のように、この手の窓が定期的にやってきます。
TOPIC 5
売り方は「定額」。広告費が増えるほど、お客さんが得をする
広告費の5%という料金だと、預かる金額が増えるほど費用も増える。定額なら、増えるほど差が開く。
3つのプランを想定しています。STARTER 19,800円(10アカウントまで)、主力のAGENCY 59,800円(50アカウント・全媒体・再販OK)、SCALE 148,000円(200アカウント)。いずれも税抜です。
24か月目に135社まで積み上がると、月の売上は約655万円、そこから残るお金は約547万円(83.5%)。元のサービスの利益率84.2%とほぼ同じ形になります。※社数と原価は筆者の試算。実績ではありません。
ホワイトラベル = 代理店が「自社のツールです」という顔で、自分のお客さんに使わせられるモード。ロゴも色も差し替えられる。1社取れば10〜30アカウントが一緒に乗るので、直接売るより効率がいい。