📈 今日のグロース研究
表示436回・クリック10回・購入0件。順位を上げる前に、ログイン往復で消える「プラン」を直す
きょうの結論
ローンチの口実は「新機能」から「エージェントが入ってこられる穴」へ移った。ただしMCPを29本並べた側に批判が刺さったとおり、人があとで差分を確認できないツールはもう通らない。
TOPIC 1
4日で作って、公開する前に自分の本番へ入れた
自分が既にプロダクトを持っているなら、そのプロダクトが最初の顧客になれる。
4日chat.sh を作った日数(本人申告)
1,198票再ローンチで3位に入ったMCPツールの得票
3倍レビュー依頼をタイマーからWebhook起点に変えたときの反応(他者の推定値)
作ったのは testimonial.to の Damon Chen さん。きっかけは自社で使っていたヘルプセンターの検索が無関係な結果しか返さなくなったことで、宣言は「直らないなら7日で自分が作る」。実際には4日でした。
一行キャッチは「Intercomの検索が壊れたあとに作ったヘルプセンター」。抽象的な価値提案より、固有名詞の入った具体的な不満のほうが強い、という実演です。
TOPIC 2
売り文句が、そのまま技術仕様になっている
「マーケのためにこうした」ではなく、「この設計であること」が売り文句になっている。
価格は月額ではなく買い切りで$399/$799、ローンチコードで$199/$599。ただしAIクレジットの月上限(1,000/5,000)で変動費の天井を縛っています。買い切りの見かけで意思決定のハードルだけ下げる二段構えです。
llms.txt = サイトの入口に置く「AIに読ませる案内板」。何を読めばいいかと、主要な文書へのリンクを並べたテキストファイル。
TOPIC 3
28日分のSEOデータを公開して、詰まりは2か所だった
順位を20位台に上げる前に、カードを出す直前で信頼が切れていないかを見る。
本人の総括が効いています。「転換できないキーワードで上位を取るのは、どこにも行かないための、より高くついた方法でしかない」。
`?plan=` をログイン往復で保持する、決済画面の表記を自社名に揃える。この2つは国産の個人開発SaaSでも未修正のまま残っていることが多い領域です。
TOPIC 4
「4件」ではなく「2人」で語る
ダッシュボードの列名を「イベント数」から「重複排除後の実ユーザー数」に変えてしまうのが確実。
コメント欄のほうが鋭く、「イベント数ではなく重複排除後の下限値を報告せよ」という指摘が並びました。GSCのクリック10件とGA4のオーガニック0セッションの食い違いも、リダイレクトかリファラ落ちの疑いとして拾われています。
自分のテストアクセスの除外も忘れがちです。4件のうち1件は本人でした。
TOPIC 5
「MCPを出せば伸びる」への反証が、同じ日に並んだ
勝負どころはツールの本数ではなく、エージェントが書き換えたあと人が確認できるかどうか。
ローンチの口実そのものは確かに移りました。MCP、`llms.txt`、Markdown出力、自然言語操作。どれも「人間のUIを良くしました」ではなく「エージェントが入ってこられる穴を開けました」という語り方です。
日本の空白は2つ。サブフォルダ移行支援(既にヘルプを持つSaaSのサポート部門に明日から営業できる)と、公開前ゲート。国内のSEOツールは「公開後の診断」に寄っていて、「公開前」は空いています。