💡 今日の事業アイデア
設立19か月・利益率81%・成長率155%。バズ動画を秒単位で解剖して台本に変えるSaaSが、日本にだけ無い
きょうの結論
日本にあるのは「どの投稿が伸びたか」を見せるSNS分析ツールと、月20〜50万円で人が企画を考える運用代行の二極だけ。なぜ伸びたかを分解して、次に撮るものに変える真ん中が空いている。
TOPIC 1
人を雇わずに、売上の8割が残っている
数字の大きさより、この構造のほうが移植の題材として価値がある。
81%直近月の利益率(公開値)
2,620万円年換算の売上・ARR(公開値)
155%年間成長率(公開値)
米国のM&Aマーケットプレイスに出ていた、2025年2月設立の小さなSaaSです。資金調達なし、顧客251〜500社、提示価格は利益の2.7倍。原価がほぼAPI代とサーバー代しかないので、この利益率になります。
ARR = 1年ぶんに換算した継続課金の売上。月々の課金額×12。
TOPIC 2
「なんかテンポがいい」を、秒数の表に変える
利用者は企画のリサーチ時間を8割以上減らせたと報告している、とリスティングに書かれている。
見た目を真似るのではなく、構造で再現できるようにするツールです。作業画面はチャットではなく、動画カードと分析結果と台本をホワイトボードに並べて線でつなぐ形になっています。
TOPIC 3
日本は二極。間に誰もいない
高い料金を払って人力で解決されている作業には、だいたいソフトウェアの余地がある。
日本のSNS分析ツールはよくできています。ただ答えるのは「どれが伸びたか」までで、「なぜ伸びたか」の分解と「だから次に何を撮るか」の変換はしてくれません。
TOPIC 4
海外prodが日本語対応すれば終わり、とはならない理由
言語の壁は、障壁であると同時に堀でもある。先に積み上げた人が守れる。
テロップの読み取り = 画面に出ている文字を機械が読むこと。装飾フォント・縁取り・絵文字・縦書きが混ざるので、日本語では難度が上がる。
TOPIC 5
作るなら、最初の1画面だけでいい
ジャンルは1つに絞る。おすすめは美容・コスメ。母数が大きく、同時に薬機法チェックの価値が立つ。
日本向けに外せないのは、テロップの読み取り、日本語のフック表現ライブラリ、薬機法チェック、LINE連携、請求書払い・インボイス対応、そして代行会社がそのまま顧客へ出せる提案書の書き出しです。最後の1つは日本の受託構造ならではの価値があります。
TOPIC 6
客数ではなく単価で、24か月後にMRR605万円
ライト月4,980円/プロ月14,800円/エージェンシー月49,800円の3段。日本版の数字はすべて推定。
エージェンシーの49,800円は、代行会社が企画会議に投じる工数(月20時間×時給5,000円=10万円相当)の半額に置いた値段です。人件費との比較で即決される水準にしています。
今日からできる一歩は、自分が詳しいジャンルのショート動画を10本選んで、手で解剖してみることです。秒数を書き出し、テロップを書き写し、「0〜2秒に何を置いているか」を並べる。1時間半で、共通する型が2つか3つ見えます。そこで見えたものが、そのままプロダクトの中身になります。