💡 今日の事業アイデア
純利益率93%・月のコストは150ドル。AIを一度も呼ばない「AIの棚」を、日本語検索で作り直す
きょうの結論
このChrome拡張は自分では一度もAIを呼んでいない。だから使われても原価が増えない。日本で勝つ鍵は機能追加ではなく、英語圏の拡張ではまるで効かない日本語の全文検索ひとつだけ。
TOPIC 1
AIを呼ばないから、使われても原価が増えない
会話の本文はブラウザの中に置いたままなので、サーバーは同期用の情報しか持たない。
93%直近1年の純利益率(公開値)
1.71万ドル月あたりの売上(直近3か月平均)
344%年間成長率(前年比4.4倍)
ChatGPT・Claude・Gemini・Grokの4つに、フォルダ分けと全文検索とプロンプトの棚を足すだけのChrome拡張です。2024年9月にイスラエルで生まれ、外部資本も広告費もゼロ。それで年間20.5万ドルを売り上げています。
トークン原価 = AIに1回働いてもらうたびに開発者が払うお金。このサービスはAIを呼ばないので、この原価がまるごとゼロ。
TOPIC 2
辞める理由の1位は「機能が足りない」ではなく「使わなかった」
入れたまま使い続ける人が多い一方、95%は無料のまま。売り手自身が「最大の未開拓レバー」と書いていた。
直すべきなのは機能ではありません。導入した初日に既存の会話を自動でフォルダ分けして見せるところまでやってしまう。「これから整理できます」ではなく「もう整理されています」から始めてもらう設計が、どんな値引きより先に効きます。
TOPIC 3
売上の7割は買い切り。法人枠は1件も売れていないのに、130社が相乗りしている
サブスクだけが正解ではない。日本の個人は月額にさらに慎重なので、買い切りは日本でこそ効く。
TOPIC 4
日本の生成AI利用は26.7%。これから散らかる人が控えている
棚を売る商売にとって、部屋が片付いている人は顧客にならない。これから物が増える人が顧客になる。
同じ白書で、企業が生成AI導入をためらう理由の第1位は「効果的な活用方法がわからない」でした。うまくいった指示の出し方が個人の頭の中にしか残らないからです。共有プロンプト棚は、その第1位にそのまま答える機能になります。
TOPIC 5
日本語の全文検索が効かない、という一点が壁になる
技術としては地味だが、体験としては決定的。しかも英語圏の開発者にはこれが見えていない。
日本版に絶対必要なのはこの検索に加えて、稟議書・議事録・謝罪メールといった日本の職場でそのまま使えるプロンプト集、そして請求書払いとインボイス対応です。海外プロダクトが日本で必ず詰まる場所が、そのまま参入障壁になります。
TOPIC 6
24か月でMRR776万円。買い切りを最初から主力に置く
フリー/プロ月780円/買い切り9,800円/チーム席あたり月1,280円(3席から)の4段。日本版の数字はすべて推定。
今日からできる一歩は、今週使ったプロンプトのうち、うまくいったものを5つだけ書き出してみることです。それが面倒だと感じたなら、そこが市場です。自分が面倒に感じることは、たいてい他の数万人も面倒に感じています。