💡 今日の事業アイデア
成長率マイナス18%でも15年黒字。200万円の見積書を月2万9,800円に置き換える「ポータルサイト構築」SaaS
きょうの結論
縮んでいるのは需要ではなく実装のほうだった。解約率3〜5%のまま15年続いたこのカテゴリは、日本ではいまだに200万円の受託見積もりしか選択肢がない。その真ん中が空いている。
TOPIC 1
成長率がマイナスでも、辞めない人が15年いる
ゼロから需要を作らなくていい。この読み方ができると、探す対象が変わる。
75%純利益率(15年維持・公開値)
598万円年間売上($38.3K・公開値)
−18%年間成長率(縮小中)
カナダの小さなSaaSで、2011年創業。月商は40万円しかなく、しかも縮んでいます。買うには向きませんが、移植する側から見ると条件が良い案件です。売り手が挙げた売却理由も「時間不足」で、事業の限界とは書かれていませんでした。
解約率 = 毎月お客さんが辞めていく割合。3〜5%なら、道具として手放されていないという意味。
TOPIC 2
売っているのは「サイト」ではなく、ポータル運営の型
対応カテゴリは不動産・自動車・求人・一般売買の4つ。テンプレート化して月額で提供している。
必要なものは、掲載情報の登録、条件での絞り込み検索、掲載企業が自分で入稿できる管理画面、問い合わせを届ける導線、掲載料の請求。全部を自分で作ると、それなりの開発になります。元サービスはこれを型にして貸しています。
TOPIC 3
日本の選択肢は3つだけ。真ん中が空いている
受託は高すぎ、WordPressは属人化し、海外SaaSは商習慣に合わない。3つの間に穴がある。
「見当たらなかった」までしか確認できていないので、既存サービスがある可能性は残ります。それでも日本でこの話題が今も費用相場の解説記事で埋まっていること自体が、SaaS化されていない証拠だと考えました。
TOPIC 4
面倒な規制こそが、いちばん固い参入障壁になる
「あったほうがいい機能」ではなく「無いと載せられない項目」。だから手抜きができない。
テナント = このSaaSを借りてポータルを運営する人。地域メディアや業界団体などが想定顧客。
TOPIC 5
もう一つの壁は、日本の「お金の回し方」
「保守費だけでポータルが持てます」という説明が成立する。日本市場でだけ使える価格訴求。
日本向けに外せない機能はもう少しあります。表記ゆれ辞書と住所の正規化を含む日本語検索の作り込み、反響通知のLINE連携、写真やチラシから下書きを作るAI入稿アシスト、そして掲載企業へ「今月◯件の問い合わせ」を自動で送るレポートです。
TOPIC 6
24か月でMRR399万円。客数ではなく単価で差をつける
ライト月9,800円/スタンダード月29,800円/プロ月79,800円の3段。日本版の数字はすべて推定。
今日からできる一歩は、自分の地元か前職の業界で「専門の検索サイトが無い領域」を1つ選び、掲載候補の事業者を20社スプレッドシートに書き出すことです。そのうち3社に「払ってでも載りたいか」を聞く。コードは1行も要りません。勝負のほとんどはそこで決まります。